フラクタルから読むBTC価格の展望


さくしるです.忙しすぎて全然更新してません.疲労が溜まりまくってます.スキマ時間を有効活用.いや〜プロテインバーがうまい.

今までは現物を弄るのみでしたが最近ようやくBTC-FXの仕組みを理解して手を出しました.3週間弱で資産が1/4になりました.苦笑レバレッジかけると一瞬で〇〇万円とか飛んでいくし気絶しそうになりますよね.こんな世界で生きてる人達を尊敬せずにはいられません.価格の乱高下にあたふたしない為にも,テクニカルとファンダメンタルズの両方をより深く理解し,何よりもまずメンタルを鍛えようと思う今日この頃です.

fractal(フラクタル)とは

さてトレードの話になるとちょくちょく顔を出してくる"fractal"なる単語があります.簡単に言うと決まりきったパターンのこと.

フラクタル(仏: fractale, 英: fractal)は、フランスの数学者ブノワ・マンデルブロ(Benoît B. Mandelbrot)が導入した幾何学の概念である。ラテン語 fractus から。 図形の部分と全体が自己相似になっているものなどをいう。

何を言ってるのか説明読んでも意味不明ですが,幸いWikipediaにはGIFがあるためなんとかなります.静止画ならこんなイメージ.左から順に増えていきます.

BTCチャートへの適用

実はこのフラクタルという概念は図形だけでなく様々な自然界の事象に当てはまるようで,例えば血管の内部構造やロマネスコブロッコリーの形状もフラクタルです.最初に株価のチャートに現れることを数学者であり経済学者でもあるマンデルブロ(1924〜2010)が発見しました.というか思いついたそうな.ただしグラフに関しては全く同じではなく,あくまで近似しているにすぎないそう.だから株価も"以前と殆ど同じ動きをする可能性が高い"だけということです.そしてもちろんBTCを始めとする暗号通貨のチャートにも当てはまります.過去のチャートからどのような未来を描くのかを予想しているトレーダーもかなり多いような気がします.

こちらはMonero(XMR)のチャートですが,このままいけば3回目の波で跳ね上がるのではないかと見ることが出来ますね.もちろんこの通りにいくとは限りませんが,とても興味深いです.(3/6BTCにつられてまさかの大暴落してました笑)そして3月6日深夜から朝にかけてのビットコイン大暴落の際も,直近の値動きと関わっていた模様です.
確認しましたがよくわかりません(笑)それでもこの後本当に暴落しました.137万⇨106万.まさに"二度あることは三度ある"ですね.昔PlayStation2で太鼓を叩きまくっていた頃を思い出します.ドンちゃん可愛い.

価格の乱高下とその要因

今に始まったことではありませんが,4%のアドレスが90%以上を保有していると言われているBitcoin.それは即ち結託すれば価格の操作が可能ということになり,いつ上がってもいつ下がってもおかしくありません.ボラティリティも尋常じゃないし,正直めちゃめちゃ怖いです.数多くある取引所や販売所も大量保有者に含まれます.実際に今回暴落のきっかけはMt.GOX破産管財人の売りという線が濃厚で,公式にも発表があります.(第10回債権者配布資料)約430億円分の仮想通貨を投げ売りしたんですね.こりゃさすがに相場崩壊だ(笑)残りの約2000億円分のBTCとBCHも上がれば売るそうです.

"債権分を売却益によって確保した"のなら最近のNEM下落はまさか…そういえばコインチェックは2度目の業務改善命令を受けましたね.ついでにGMOコインとテックビューロ(Zaif)も.Zaifはサーバーが弱すぎるせいで信用がた落ちしてますが,不正取引や不正出金に関しては公式に補償するというアナウンスがありました.ホームページトップの剛力彩芽ちゃんも居なくなり寂しい限りです.以下は業務改善命令を受けた仮想通貨交換業者とその指摘内容です.

【MTGOX破産手続におけるビットコイン返還請求権(BTC建て債権)の評価と不合理な配当】によれば,債権者への換金レートは1BTC5万円で,このまま民事再生手続をした場合はカルプレス氏が100%株主である株式会社TIBANNEへ分配される="約2000億円分がまるまる彼の資産になる"らしいです.は?(´⊙ω⊙`)笑

また,余談ですがTwitterでは数千枚クラスのトレーダーがポジションを晒すことで,価格操作だの相場破壊などという批判が散見されますがその程度の発言は個人の自由であり別に構わないのではと思います.今もなお心理的な要素がより強い暗号通貨界隈です.フェイクニュースやインサイダーも無限にあります.G20でより良い規制が進むことを願ってメンタル鍛えましょう(゚ω゚)

こんなものを見つけたので参考までに.
Mt.GOX Cold Wallet Addresses一覧

フラクタルから読むBTC価格予想

肝心のBTC価格はというと,一時的な上昇はあっても長期的には下がると見ている人が大半のようです.

以下は3月の値動きについての去年との比較.
こちらは日足チャート

これもおもしろい1時間足チャート.

日足チャート


AppleAmazonのバブルとの比較と予想.
これは週足チャートかな?

結論

はっきり言って
分かりません

でも恐らく去年の最初くらいまで下落するんじゃないかと見ています.フラクタルはどうやらかなり信憑性の高い指標だそうですから,知っておいたほうがよさそうだということで記事にしました.お決まりのパターンは繰り返す.長い時間軸で見たほうがより正確であることも覚えておくといいかも.繰り返しますが現在資産1/4です.笑FXがんばります.ひたすらTry&Error😁

下がる予想ばかりじゃ悲しいので最後に上げ予想を紹介(*'ω'*)

たぶん$8,000下回らなければ上がります(*'ω'*)

XEM(NEM)盗難被害をざっくりまとめ 〜コインチェックのその後〜

中途半端な状態で放置気味だったこの記事ですが、割と読まれる方多いので修正して(たぶん)時系列でざっくりまとめます。余計なものは省きました。大体の情報はTwitterに載っています。NEMXEM)とはなんぞや?はこちらではあまり触れません悪しからず(>人<;)

Coincheck Twitter案内箇条書き

  • 1/25 PM 7:57 NEM出金・売買停止
  • 1/25 PM 11:37 JPY含む全通貨出金停止
  • 1/26 AM 12:26 BTC以外の売買一時停止
  • 1/26 AM 1:54 クレカ、Pay-easy、コンビニ入金受付停止
  • 1/26 PM 9:52 2018年1月27日17:00頃(日本時間)より、Coincheck paymentの一部機能が停止とアナウンス
  • 1/27 AM7:46 NEM不正送金返還補償爆速アナウンス

総額 : 5億2300万XEM
保有者数 : 約26万人
補償方法 : NEM保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。
算出方法 : NEMの取扱高が国内外含め最も多いテックビューロ株式会社の運営する仮想通貨取引所ZaifXEM/JPY (NEM/JPY)を参考にし、出来高の加重平均を使って価格を算出いたします。算出期間は、CoincheckにおけるNEMの売買停止時から本リリース時までの加重平均の価格で、JPYにて返金いたします。
算出期間  : 売買停止時(2018/01/26 12:09 日本時間)〜本リリース配信時(2018/01/27 23:00 日本時間)
補償金額  : 88.549円×保有
補償時期等 : 補償時期や手続きの方法に関しましては、現在検討中です。なお、返金原資については自己資金より実施させていただきます。   

  • 1/27 JPYを除く、取り扱い通貨全ての入金を一時停止

Ⅰ.業務改善命令の内容

1. 本事案の事実関係及び原因の究明
2. 顧客への適切な対応
3. システムリスク管理態勢にかかる経営管理態勢の強化及び責任の所在の明確化
4. 実効性あるシステムリスク管理態勢の構築及び再発防止策の策定等
5. 上記1から4までについて、平成30年2月13日(火)までに、書面で報告すること。

  • 2/13 出金申請分(約401億円)振込

2018年2月9日付のリリースでご案内をしております通り、日本円(JPY)の出金処理を再開し、当社所定の手続を経まして、本日、同月11日午後3時までの出金申請分(約401億円)を振込いたしました。

  • 2/16 進捗情報の開示等

Q:現在の主なサービス提供状況について
A:
■提供中
・日本円の入金
・日本円の出金
・BTC売買

■一時停止中
・仮想通貨の送金(入金・出金)
・BTC以外の仮想通貨の売買
・クレジットカードによる仮想通貨の購入
ペイジー、コンビニによる日本円の入金
・各キャンペーン
Coincheck paymentに係る日本円出金、及び新規支払いの受付
Coincheckでんきに係る12月分以降の電気代に関する、ビットコイン決済、ビットコイン付与機能
アフィリエイトプログラムに係る報酬の承認(停止以前に発生した報酬は付与済み)

  • 3/8 業務改善命令(2度目

(1) 適正かつ確実な業務運営を確保するための以下の対応
ⅰ.経営体制の抜本的な見直し
ⅱ.経営戦略を見直し、顧客保護を徹底
ⅲ.取締役会による各種態勢の整備
ⅳ.取り扱う仮想通貨について、各種リスクの洗出し
ⅴ.マネー・ローンダリング及びテロ資金供与に係る対策
ⅵ.現在停止中の取引再開及び新規顧客のアカウント開設に先立ち、各種態勢の抜本的な見直し、実効性の確保
(2) 顧客との取引及び顧客に対する補償に関し、当局に対し適切な報告
(3) 上記(1)に関する業務改善計画を平成30年3月22日までに、書面で提出
(4) 業務改善計画の実施完了までの間、1ヶ月毎の進捗・実施状況を翌月10日までに、書面で報告

  • 3/8 発生原因等公表。要約すると26万人分、5億2630万10XEMがホットウォレット(オンライン)から盗まれた。原因は本来XEMを保管しておくべきコールドウォレット(オフライン)に入れてなかったこと、マルチシグ(複数鍵)を使用していなかったこと、従業員の個人情報漏洩。従業員と親しくなり油断させる詐欺の一種、いわゆる”ソーシャルエンジニアリング攻撃”。

t.co

  • 3/12 一部仮想通貨の出金・売却の再開。対象は以下。

出金再開対象仮想通貨:ETH、ETC、XRP、LTC、BCH、BTC
売却再開対象仮想通貨:ETH、ETC、XRP、LTC、BCH

  • 3/22 LSK、FCT出金・売却再開

t.co

  • 4/5 REP、DASH、ZEC出金・売却再開
  • 4/16 補償も利益分は課税対象

仮想通貨NEM保有者に対する補償金の課税関係について | コインチェック株式会社

  • 4/22 XEMのロウソク足に遅延発生
  • 5/2~5 FCTアップデートにより送金停止
  • 5/6 オルトコイン全てのロウソク足が遅延
  • 5/6 XMR出金・売却再開
  • 5/14~15 BCHハードフォークに伴い送金停止
  • 5/17 匿名通貨の取扱停止=上場廃止 XMR、REP、DASH、ZEC (REPは匿名じゃないはず???)アナウンスのみ
  • 5/26~27 FCT、LSK、REPのロウソク足遅延
  • 5/28 ETCハードフォークに伴い送金停止
  • 5/30~6/1 LSKロウソク足遅延
  • 6/2 LSKネットワークに異常が発生


  • 6/5 FCT、REP、XEMロウソク足遅延
  • 6/7 XEM出金再開
  • 6/18 匿名系通貨廃止(REP、DASH、ZEC、XMR)
  • 6/28 長い沈黙を経て公式ブログ再開
  • 6/29 海外送金停止(USD・JPY)

海外への送金:2018年7月13日15:00申請分まで
       ※当該日時以降の依頼分はキャンセルさせていただきます。
海外からの入金:2018年7月20日着金分まで
       ※当該日以降の着金分は送金元の銀行口座に返金されます。
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  • 7/20 メンテナンス
  • 7/24 詐欺の注意喚起

【ご注意ください】
当社の関係者を装い、「不正なログインがあった」等の虚偽の内容を伝え、ログインパスワードや認証コードを聞き出そうとする電話があったとの情報が寄せられております。当社では、ログインパスワードや認証コードについて、電話やメール等でお聞きすることは一切ございません。

  • 8/12 二段階認証のお願い


記者会見等


  • 2/13 金融庁業務改善命令(1回目)


  • 3/8 金融庁業務改善命令(2回目)



XEMNEM)の行方とNEM財団

結論から言います、盗まれたXEMは取り返せなかった

正体不明のホワイトハッカーRin,MIZUNASHI。モザイクと呼ばれるペイントボールを投げつけるも巧みに躱され追跡を断念。NEM財団の『この問題に一番の適任は君だ』というセリフにときめいたワイが馬鹿だったぜ!笑
ツイッターアカウント削除→モザイク付けない追跡しない→Binance上場っていう流れになりました😡 ※その後(JK)を名乗る川崎純真氏がNHKクローズアップ現代に出演したことでなりすましを成敗するため復帰。しかし、このセミナーが事実なら虎の威を借る狐だなあ… メディアの誇大表現の可能性もあるけどね。

流出NEM、財団が追跡停止 6割超が他通貨に :日本経済新聞

XEMを盗んだ犯人は追跡を躱すためあちこちに送ったり、割引し、Redditやダークウェブを通して全て売り尽くした後にユーモアたっぷりなこのお写真を見せびらかした。

image.itmedia.co.jp

駄菓子菓子!!!
ブロックチェーンであるがゆえに犯人の特定に至る事例もある訳で…それに今回の盗難もBTCのセキュリティには影響無し。なんとも言えません。

コインチェックのセキュリティ問題

コインチェックに10万円振り込んだら残高が20万円になりました

少し回復したとはいえまだまだ冷え込む仮想通貨市場ですが,こんなツイートが流れて来ました.

http://yamaken.surf-paradise.net/?eid=2

昨年の6月頃に10万円を振り込んだところ,同時に振り込んだ同姓同名の方の10万円が彼の口座残高に反映されていたそうです.コインチェックはどうやら手作業で資産管理をされているようですね.

コインチェック社の前で深夜にトラックへ荷物を積み込む様子が確認された

トラックを確認したあとにインターホンを鳴らすも応答無し.

金融庁に呼び出された」「仕事がやりにくいために移動した」などの憶測も飛び交うが真偽は定かではないですね.

コインチェックカスタマーサポートへ問い合わせしたという方がYouTubeにて音声を公開

こちらの方はCoincheckカスタマーサポート責任者へ電話で事実確認をしています.要約すると

  1. 入金のみを受け付けているのは,FX取引の証拠金維持の為.ロールバックはしない.
  2. 全ての仮想通貨をホットウォレット(オンライン)からコールドウォレット(オフライン)へ移動した.2/3に公式アナウンスあり.
  3. 補償金は現金として保有しているか,仮想通貨の資産として存在するのか明確な返答はできないが,日本円で補償する方針である.
  4. 夜逃げはしない.隠蔽もしない.

とのことです.さすがに夜逃げはしないはず(笑)しかし,本当に返せるのかはっきりしないことは不安要素.現預金があるならすぐに返せるはずなのでそれが出来ないのは「現金がない」または「日本円出金の安全性が確保出来ない」かのどちらかだと思います.金融庁は引き続き調査をしているようですから.

それにしても今の相場で1XEM約¥88換算で返金すると少なからず利益は出るはず.ただ,麻生財務大臣は利確分に 税金がかかる可能性を示唆 しています.

ガチホしてる方にとっては損かもしれないけど,そもそも販売所のウォレットにガチホ勢が預けるとも考えにくいし,結局みんなJPYも仮想通貨も出金してしまう流れになりそうな予感がする.他の通貨を強制ガチホされたコインチェックユーザーはガチ切れしても無理はないです(笑)


XEM価格は最高値の約1/3へ

NEMは何故かとばっちり

さて,盗難されたXEMの行方はよく分かりませんが,どうやら北朝鮮の関与がある様子.
コインチェックの仮想通貨流出は北朝鮮の仕業? 韓国の情報機関が指摘
韓国の取引所でも盗難があり,その際も関与していたそうです.事実ならほぼ返還は不可能に近いかも.そして金融庁Coincheckに対し匿名通貨である3種とNEM(XEM)を除外するように命じたとの情報もありましたがどうやらガセのようです.



再三言われてますが取引所のセキュリティが問題なのであって,NEM自体には何の欠陥も無い.標準装備のマルチシグ(複数鍵)を設定しておらずホットウォレット(インターネット上)で管理していたのはどう考えてもCoincheckの落ち度です.もしかしたら取引高が多すぎてコールドウォレットにおいてたら不便だったのかもしれませんが.まあそれを考慮しても顧客の預かり資産を危険にさらすのは間違いですよね.
NEM財団の理事でありZaif取引所を運営するTech Bureau CEOの朝山貴生氏はマスコミや頓珍漢な発言をするツイッタラーに怒りを露わにしています(笑)






心中お察しします(笑)


ちなみにNEMの開発者は匿名で,XEMを発行しているのは… 誰ですか教えてください.こちらの記録によると2014年当時は通貨単位がNEMだったようです.

コインチェックの件は残念ですが盗まれてしまったものはしょうがない.XEMが無事に戻ってくることを祈ってます.日本人技術者でNEMのハッキング対応をしている@みなりん*さんが引き続き追っていると思われますが,先日行われた米国証券取引委員会の公聴会では「盗まれた仮想通貨は取り戻せない」と発言しているそうですΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

確認しようとしましたがこれなんと5.5時間もあるんですよ(笑)1:33〜です各自お願いします🤲

コインチェック・アルバイト募集

2/14 バレンタインデーにコール(電話応対)のアルバイトを募集か



つまり出金再開は2/14あたり?